足のトラブルありませんか?
偏平足、外反母趾、足底筋膜炎、X脚、O脚…
さらにひざ痛、腰痛、頭痛。
『健康は足元から』を考えます。
Contents
普段、何履いてますか?①
某スポーツショップでシューズ売り場を担当していますが、お客様の履いてる靴やサンダル、歩き方、めちゃくちゃ気になります(@_@
将来大丈夫だろうか?…
と心配してみてしまうのが、子ども達の足元。
スリッパサンダル流行ってますよね~。
沖縄だけですか?
スポーツしてるしてない関わらず、履いている方とても多い印象です。
とくに最近は、『スポーツmixファッション』とかでおしゃれなデザインのスリッパサンダルが増えてて、老若男女に流行ってます。
でも、スリッパサンダル履いていて、きれいに歩けてる方って少なくありませんか?
大多数が引きずるように歩いてたり、パタパタ歩いてます。
そしてO脚気味も多い。骨盤が後傾してて、猫背。お腹部分が出てる姿勢。
※あくまでもスリッパサンダル履いてる方の傾向としての、私個人の見方です。全ての方がこのようだとは申しているわけではありません。
そのスリッパサンダルで、姿勢のびますか?
スリッパサンダルが悪いわけではありませんが、毎日履くには不適切な物であると感じます。
もともとはスポーツで疲れた足をリラックスさせて、足の疲れを早く回復させるための履物です。
それを日常的に使うとどうなるのか?考えてみましょう(‘ω’)ノ
こうなるんじゃないか?
足の指が上にそりあがる『浮指』になる。
スリッパで歩くと、すっぽ抜けてしまうので、無意識に帯の部分を指でひっかけて歩くようになります。
帯にひっかけないとうまく歩けないので、必然的にスリッパのかかと部分から、かかとが落ちかけています。
そして指は帯にひっかけたままなので、足裏全体の着地ができず、後ろ体重の着地となる。
かかとが直接地面と触れると、痛かったり不快なので、なるべくノックしないようにズルズル歩きになる。
ちょっとでもすっぽ抜けたら、反対の足に当たりコケる心配があるので、がに股(O脚)歩きになる。
外向きにすっぽ抜けた方が、足ですくい取って「歩く」行動に戻るのが早いのでがに股歩きのほうが都合がいい。
もしくは、すっぽ抜けないように足指の奥まで履いて、指を上げて、ロックしたままのような感じで歩く。
こちらも、ロックしたまま着地なので後ろ体重の着地となる。
後ろ体重の着地だと、バランスをとるために、上半身は前傾しないといけないので、猫背になる。
次いで、猫背になると骨盤は後ろに倒れて後傾するので、お腹を突き出す形となる。
普段、何履いてますか?②
これも流行ってますね~(=_=)
二大巨頭ではないかと思うほどです。
この形のサンダル。
帯は可動式ですっぽ抜けないようにかかとロック出来るのですが、面倒なのでほとんどの方が帯は前にしたまま。
なのでスリッパサンダルと同じく、すっぽ抜けないように『浮指』で履く。
あとは上と同じく、以下同文です。
普段、何履いてますか?③
「どうせすぐ大きくなるから」と大きめの靴。
いいですけどね、ちゃんと紐を絞めてくれれば。
これは子供目線ですが、学校生活では何度も靴は脱ぎ履きするので、毎回靴紐縛るのは面倒。
早く行動しないと、先生やクラスメイトにせかされる。
だから、靴紐はゆるめたまま。
これもまた、『浮指』の原因となります。
大きな靴では靴の中で足がズルズル滑るので、『浮指』で無意識にロックするようになります。
バランスをとるため姿勢が崩れていく。以下同文。
でも、成長期の子どもって、半年で1㎝ちかく成長するので、親としては金銭的にキツイですが、足のトラブルは治すために長期間かかります。
心配なのは子ども達
運動機能が育つ『ゴールデンエイジ』の時期(5~12歳)に足のトラブルが発生してしまうと、運動機能に差が出来てしまい、運動出来る子、できない子と分類されます。
すると、今まではただ走るだけでも『楽しい』と感じていた子が、運動するのが楽しくなくなり、運動嫌いとなります。
これがきっかけとなり、そのまま大人になっていくとどうなるか?
運動習慣がないため、生活習慣病になりやすく、体の不調が起こりやすくなる。
身体の不調があると気分もすぐれないので、意欲低下により物事に無関心になりやすくなる。
などなど、悪循環の始まりではないかと思うのです。
もともとの遺伝や性質もあるかと思いますが、足のトラブルが要因ではないか?と私の推測です。
もっと言えば、無関心から他人はどうでもいいと考えが広がり『モラル崩壊』
晩婚化、少子化の推進、DV、虐待、…
ただの考えすぎと言えばその通りですが、一因になっているのではないかとも思います。
『人生100年時代』と言われる令和の子ども達。
人生のスタート段階でつまずきがあとの後遺症になるのではないかと思うのは心配性でしょうか(;゚Д゚)
今できること
後遺症!!?((+_+))
な~んてびっくりするような事言ってますが、大丈夫!
まずは普段履いている履物を見直して、歩き方、姿勢を見てみてください。
そして必要ならば整形外科か整体、靴屋さんにGO!
治療法も確立されてきてるので、ケアする方法はたくさんあります。
『スポーツを楽しむ』人生を豊かにしてくれるスポーツ愛好家が増えれば幸いです(*^▽^*)