我が家には、ご老体の2歳のロボロフスキーと8か月のパールホワイトと、年齢不詳のハリネズミが一緒に生活しています。
今回は、☆星となり、天国へ行ったゴールデンの『コロン』のお話です。
Contents
ファミリーになったきっけけ
二年前の夏。
次女が不登校になりました。
原因は、「クラス担任の先生が怖い」とのことでした。
男の先生で、体格が大きく、声も大きい先生です。
もともと次女は『音』に敏感で、トイレの流す音・物を落とした音・雷のゴロゴロ・落雷・台風の風の音、海なりの音…
いろいろ『苦手な音』があるタイプです。
先生の説教中の声、低くて大きくて強い口調がとても苦手らしく、
「他の子が叱られてるのに、自分が叱られてるようで、心が痛い」と何度か言っていました。
ある日、授業中に手についていたノリを取っていたそうですが、「手元で遊んでいる」と思われて、
次女が叱られました。
それがきっかけとなり、「今日も怒られるんじゃないか…」「目が合うとなにか怒られるんじゃないか…」
放課後でも「すれ違うと何か怒られるんじゃないか…」と怯えるようになり、登校を嫌がるようになりました。
担任の先生と話し合いもしたのですが、ギャングエイジと呼ばれる小学4年生を受け持つ先生は、なにかと指導をしないといけない立場なので、改善が難しそうでした。
なので、無理はせずお家で過ごすことにしたのですが、心のもやもやが晴れるのは難しいので、『相棒』を飼うことにしました。
ペットって、何も言わなくてもなんとなく心が通じるし、癒される。自分より小さい動物をお世話することで、情操教育にもなるかな~っと期待して、ペットショップへ行きました。
そこで何か通じたのか、ゴールデンハムスターの『コロン』を迎えることとなりました。
初めてのハムスター飼育なので、ネットで飼育方法を調べて、気温調節からコロンの居場所作りから頑張ってました(*’ω’*)
はじめて手乗りしたとき
次女はめちゃくちゃ喜んでました( *´艸`)
家族にお迎えしてから、1週間は触らず、家の雰囲気に慣れさせて、
1週間後から手で餌を与え始めて、次女の臭いを覚えさせる。
慎重な子なのか、コロンは手のひらに置いた餌をとるために上ることはあっても、すぐに降りて抱っこは嫌いでした。
でもある日、ずっと手のひらで餌を食べてくれたので、次女はずっとニヤニヤ(゚∀゚)
嬉しそうにこの出来事を家族みんなに報告してました♪
そんなコロンに初めて手をかまれた時、血がにじむほどかまれたのですが…
嫌われた(ノД`)・゜・。っとショックを受けるものの、次からは手袋をして手乗りさせてました♪
相変わらず「可愛い~(゚∀゚)♬」とニヤニヤして、噛まれたショックはどこへやら。
この切り替えの早さで先生にも慣れてくれないかな~っと思いましたが、嬉しそうな次女を見てると「これでいい」と満足してしまう母なのでした。
長女も登校拒否
やっぱり双子。体調を崩すときも、メンタル崩すときも一緒( ;∀;)
クラスの女子となかなか話が合わないのか、次女と1か月差で登校拒否が始まりました。
トイレ掃除のトラブルがきっかけらしいのですが、次女が居ない不安もあるのかと思い、休ませました。
とくに勉強も困ってないし、この時しかできない経験もある!
っと私も開き直ってたので、不登校には抵抗がありませんでした(*’▽’)♬
ってことで、新しいハムスターをお迎えしようという事になり、ロボロフスキーの『たままる』君をお迎えしました。
それぞれの相棒
それぞれの相棒をはっきり決めてたわけではないのですが、なんとなく担当が分かれてました。
面白いことに、性格が似ている( *´艸`)
次女はよく食べる子で食欲旺盛。本好きで、のんびりするのが好き。
すると相棒のコロンは、よく食べて良く寝る子。手乗りは気分屋さん。動きもゆっくり。回し車はあまり続かない。回してもすぐ飽きる。
長女は活発に運動するのが好き。食が細くて、食べるのが遅い。
すると相棒のたままるは、一個のカリカリをず~っとカリカリしてる。
よく噛むのが好きなのか、こういうものなのか、食べるのが遅い。夜は回し車をひたすら回してる。一人マラソン大会みたいにひたすら。
なんか似てる(*’▽’)飼い主に似るってあるあるなのね~♩
☆星になった日
コロンをお迎えして二回目の冬。
とても寒くて、コロンの動きが鈍くなってました。冬眠しない様にヒーターもいれてましたが、だんだんご飯を食べなくなり、冷たくなってきたので、手で温め続けましたが、夜中に空へと旅立ちました。
子ども達は遅いので寝かせてましたので、朝起きてコロンの『死』を知った時、4姉妹ともギャン泣き。
なんとも言えず、落ち着くまでしばらく見守り、家の近くにコロンのお墓を作りました。
数日はもう一匹のハムスターのお世話しながら、口数少なくしょんぼり…
ハムスターをお迎えする時、『死』ということのお話もしてましたが、実際に感じる冷たさ・固さにショックを受けました。
時間と共にだんだんとコロンの思い出話をするようになり、だんだんと立ち直っていきました。
始めて身近に感じる『死』はどう感じたか、もうペットは嫌になったかと聞いたら、
「悲しいのは嫌だけど、やっぱり次も飼いたい」(*´ω`*)
っと前向きな答えだったのでほっとしました。
ペットロスでトラウマになる子もいるらしいので心配でした…
悲しみは乗り越えるもの
不登校も乗り越えて、コロンショックも乗り越えて。
『心は痛い時もあるけど、ずっとではない。』
一番学んだことです。
それよりもたくさんの思い出、写真。心が温かいことの方が多かった!
こうやって小動物愛好家が増えていくんですね♬
我が家はハムスター愛好家です(*^▽^*)
そして次女の夢の一つは、「いろいろな動物を飼ってみる事」となり、6年生になった今は「飼育委員会」に入り、毎日学校のウサギとニワトリのお世話をがんばっています♪