四姉妹の暮らし

子どものお小遣い事情

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子どもが成長するにつれ、そこで登場してくるのがお小遣い。小学校高学年にもなると、お金について学ぶ機会が増えてきました。

例えば、スマホを所有している友達、コンビニや自販機で飲み物を買う友達、お金を目にする機会が増えてきている中、我が家ではどうやってお金に触れさせようか悩みました。

そこで、導入したのがお小遣い制です。

毎月決まった日に、決まった金額を渡すお小遣い制度。我が家で導入するにあたり、夫婦で話し合っていると、旦那から待ったの一言。

子どものお小遣いの本を購入し、勉強していたので、その本に出てくる契約制度を導入したいと提案がありました。

Contents

お小遣いの契約制度とは

契約制度とは、こどもと親側で家事の中で子ども達に任せる部分をしっかり取り決めを行い、仕事として親側から発注します。

当然に契約ですねで、しっかり依頼された家事を履行していない場合は、お小遣い(報酬)が減額されたりします。

この制度をお小遣いに組み込むポイントは、

  • 子どもたちに、契約(約束事)をしっかり認識させること
  • やることを明確にすることで、子どものモチベーション低下を防ぐ
  • 親側も無制限に、家事を依頼することはできない
  • 仕事の概念を、学ばせることができる
  • お金を稼ぐ、という本質を体験させる

まさに、お小遣いをつかい子ども達のマネーリテラシー向上を図る作戦です(´▽`)

まずは、契約内容(お手伝い)を話し合う

☆長女&次女&三女は小学校高学年でミニバスケ部。

出来る仕事は多いですが、部活動と勉強が両立できているのが大前提。

そのため、毎日決まった仕事を行うのではなく、部活動の無い日にできる仕事をする。

掃除機かけ、トイレ掃除、洗面台掃除、洗濯たたみ、収納。

☆四女は小学一年生。週一回の体操クラブ。

基本的に毎日仕事できそうなので、『玄関掃除』は必ず行う。

そして宿題が終わったら、タオルをたたむ。

ボーナスとして、テスト満点取った時、試合でシュートが決まった時、パパの洗車の手伝いをした時は臨時ボーナスの支給あり\(^o^)/

お小遣いの金額を話し合う

  • 子ども達は登校や習い事などで電車・バスの利用はなし
  • おやつは部活動前に摂取する必要があり、身体作りの観点から母が準備する
  • スマホは持たせていないので通信費なし
  • 部活の部費(一人千円)は自分で支払う

このような条件から、多くの金額は必要としないので、

毎週、学年×100円を給料とすることにしました。

長女&次女は6年生なので600円。三女は4年生なので400円。四女は一年生で100円。

四女が少ない気もしますが、部費を払う必要がないのと、テストで満点とる率が高いのでボーナスが多いことを考え、100円としました。

(双子のお姉ちゃん:2,400円 三女:1,600円 四女:400円 / 毎月)

契約書を作る

契約者名 OO OOO  

父OOOOは『契約者』に仕事を依頼し、『契約者』が仕事をまっとうした時、給料をお支払います。

『契約者』が仕事を怠けた時、試合などの特別な理由がある時は話し合いの会議をすること。

ボーナスとして、父の洗車のお手伝い時、テスト満点取った時、試合のシュート数に応じて、臨時ボーナスをお支払いします。

な~んて、簡単ですが、契約書っぽく書類を作り、名前を署名させると、子ども達は背筋がシャン!として

仕事に対する姿勢が変わりました。責任感というか、やる気というか。

「言われなくても、仕事だからやる」と意識が変わったようです(*^^*)

お小遣いをあげる(×)→ 報酬を支払う(〇)

さて、契約書を作ったことでお小遣いをあげるというよりも、報酬を払うに変わりました。

報酬というか、まさに給料

余談ですが、大人の世界では支払い料金を滞納したり、遅れたら『遅延損害金』というのが発生します。

これは子供に対しても適応しています。

我が家はキャッシュレス生活なので、現金は常になく、子どもの『給料』のために現金を用意します。

それを忘れていたり、給料日に間に合わない場合は日数に応じてプラスしてお支払いします(;・∀・)

わたしはもともと性格がきっちりしてないので、ついつい遅れがちです。

でも子ども達は催促しません。遅れると貰う金額が増えるので喜びます(;゚Д゚)

子ども達の変化とは

焼き芋屋さん(屋台の車)のおばさんと仲良しになりました♪

自分で買う喜びを知ったので、大好きな焼き芋屋さんへ、たびたび買いに行ってたようです。

おばさんの名刺と電話番号をゲットして、焼き芋が焼けているか、今日はいつもの場所に来ているか電話して確認してから買いに行きます(*^^*)お得意様です。

駄菓子を買いまくるか心配しましたが、意外にスナック菓子の油が気持ち悪いとのことで、10円ガムが好き。

最初は筆箱買ったり、鞄買ったりしましたが、もともとジュースもお菓子も食べないので、1割貯金をしても貯まるのが早いです。

あまり物欲はないのか、お金は貯まる一方なので『パパ投資』という一歩進んだ金融教育も始めました。

パパ投資(実際の株への投資も含む)

お年玉は自分が使いたい金額を取り、それ以外はパパに投資しています。

利子のお勉強をして(パパは銀行員なので説明上手)実際取引している株のチャートをみながら、リスクもあるとしっかり教えました。

投資一年目、コロナの影響で一時的にチャートが下がった時、子ども達は「もうやめる!!」「少なくなる!!!」(ノД`)・゜・。と大騒ぎでした。

でも「株は長期目線で見るもの」という教えで、過去20年のチャートを見せて説明。

しばらく様子を見るとの事。結局どんどん回復していき、V字回復しました。

ここでは、「長期目線での投資」の重要性を体験できたので、動じることは少なくなったかと思います。

我が家では、株式運用以外に『パパ投資』もしています。

それは、「1000円単位でパパに投資をすると、年末には配当金として10%がもらえる」という投資をしています。(現実世界では、存在しませんがね(笑))

いつ預けてもOK! 年末に精算します♪

なので、お金がたまってくるとパパに預けて、

「今OO円預けてるから、年末には10%で… OO円もらえる!!!」( *´艸`)

とニヤニヤと嬉しがっています。

四女はさすがに計算ができなく、お金の大きさがあまり理解できてないので100円玉が何枚増えるという感じでとらえています。

(考え方としては、シンプルですごく分かりやすくて良い♬)

子ども達が大人になった際の期待できる効果

小学生の内から始めることで、期待できることは

  • 給与は、労働対価であるということへの理解
  • 毎月の貯金1割以外のお金は使ってもいいので、使う力が身に着く
  • パパ投資での、年末10%の配当金により、不労収入の考えを体験
  • お金を貯め、投資すればするほど、配当金が大きくなること
  • 年単位の時間を掛ければ、資産は確実に増えるということ

以上の事を、体験することで金融教育はバッチリだし、働くの定義も自分で考えれるようになると思います。

実際に、小学6年生の双子の娘は、学校で『将来の夢やなりたい職業』の課題に対しての答えは、

現在、検討中(。-`ω-)

との回答をしたそうです。

理由は、どんな仕事があるかもまだ全部は分からないし、やりたいことを探してる最中だから今は聞かないで欲しいとの事。

子どもながら、なかなかイイ答えじゃないかと、感心しました。

将来の夢は、無いわけじゃない!今はそれを探しているんだ!!って感じで、目は燃えていました。

旦那は、将来の働き方として、自分のようにサラリーマンになると時間的拘束があることを、子どもに丁寧に説明しています。また、下記の事もよく子供に説明しています。

  • 自分で仕事をすること(自営業、経営者)
  • 会社に勤めつつ、自分でも自営業をすること
  • 英語を話せるようになり、日本や好きなところで暮らしつつ、単価の高い外国からの仕事をPCで受注
  • 会社員をしつつ、高配当株を積み立てて、収入源を増やしつつサイドFIREを目指す
  • サラリーマン

働き方の多様性が、スタンダードになるので、一つの仕事に囚われずいろんなことをしてほしいとの事。

子ども達の考えも、少しづつ教えたことがスタンダードとなっています。

多分、今の50代以上の人達は、我が家の話にはついていけないでしょう。(まぁ、それでいいのですが、邪魔だけはしてほしくないですね)

教えた効果が既に、出てきているので、今後の子ども達の成長が楽しみでなりません(´▽`)

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